【体験談】駅員が宅建に独学合格した教材はこの3冊+無料ツール2つ

教材が並んでいる写真
エキカラ

こんにちは、エキカラです。都内で駅員をしながら、2025年の宅建試験に独学で一発合格しました。

この記事では、私が合格までに使った教材とツールをすべて紹介します。といっても、リストは驚くほど短いです。お金をかけたのは3冊・合計7,150円だけ。 あとはYouTubeと無料の過去問サイトで完結させました。

法律の勉強経験はゼロ。しかも泊まり勤務ありのシフト勤務。そんな私が「なぜこの教材を選んだのか」「シフト勤務の生活の中でどう使ったのか」を、リアルな体験としてお伝えします。

今でも覚えているのは、2025年1月、テキストを買いに書店へ向かった日のことです。「やるからには絶対に取ってやる!」そんな気持ちでレジに並んでいました。そして決めていたのは、買って満足して終わりにしないこと。帰ったらすぐに開く。そこからすべてが始まりました。

【この記事でわかること】
  • 独学合格に使った教材の全リストと費用(合計7,150円)
  • 法律初学者がテキストを選んだ基準
  • 無料ツール(YouTube・過去問サイト)の具体的な使い方
  • 教材を「増やさない」と決めた理由

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目次

使った教材はこの3つだけ(合計7,150円)

私が宅建合格までに使った有料の教材は、次の3つだけです。

スクロールできます
教材出版社価格(税込)
みんなが欲しかった!宅建士の教科書(2025年度版)TAC出版3,300円
みんなが欲しかった!宅建士の一問一答式過去問題集(2025年度版)TAC出版2,090円
2025年版 出る順宅建士 当たる!直前予想模試東京リーガルマインド(LEC)1,760円

合計7,150円。 予備校に通えば10万円以上、通信講座でも数万円かかることを考えると、独学のコスト面のメリットは大きいと感じています。

これに加えて、無料で使い倒したのが2つ。YouTubeの「宅建吉野塾」と、過去問サイトの「宅建試験 過去問道場」です。お金をかけたのは紙の教材だけで、講義のインプットと過去問演習はすべて無料ツールで完結させました。

※価格はいずれも2025年度版当時のものです。年度版で変わる場合があります。


テキストは「みんなが欲しかった」を選んだ理由

法律の勉強経験がゼロだった私にとって、テキスト選びは最初の関門でした。ネットで調べると「初学者に優しい」という評判が多かったのが、TAC出版の「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」でした。

とはいえ、評判だけで決めるのは不安だったので、書店で他のテキストと実際に見比べました。手に取ってページをめくってみると、字のフォントの読みやすさと、要点の押さえ方が一番しっくりきたのがこのテキストでした。

正直、この「しっくりくる」という感覚は人によって違うと思います。だからこそ、テキストは必ず書店で実物を見比べて選ぶことをおすすめします。何ヶ月も付き合う相棒なので、フィーリングは大事です。

分冊機能、実際どうだった?

このテキストには、分野別に3冊へ切り離せる「分冊」機能があります。泊まり勤務のカバンに薄い1冊だけ入れられるのは便利……のはずでした。

実際に分解して使ったのですが、白状すると、結局毎回全部持って行っていました。

エキカラ

「置いていく勇気、出なかった…」

「今日は宅建業法のつもりだったけど、権利関係も見たくなるかも」と思うと、置いていけないんですよね。分冊の身軽さより、手元に全部ある安心感を取ってしまうタイプでした。

それでも分解したこと自体に後悔はありません。1冊ずつが薄く軽くなるので、狭い休憩スペースで開くときの扱いやすさは確実に上がりました。


講義はYouTube「宅建吉野塾」で完結させた

独学の最大の弱点は「講義がないこと」だと思われがちですが、私はYouTubeで補いました。メインで使ったのは「宅建吉野塾」です。大手資格学校で長年宅建講師を務めた吉野哲慎先生のチャンネルで、登録者数は8万人を超える人気チャンネルです。

吉野塾を選んだ理由は3つあります。

  • 動画が科目ごとにしっかり整理されていること。サムネイルもわかりやすく、「あの論点をもう一度見たい」というときに迷わず探せます。復習で何度も見直す独学者にとって、この探しやすさは想像以上に重要でした。
  • 説明のわかりやすさ。初学者の私でもすっと頭に入ってくる説明で、テキストを読んだだけでは腹落ちしなかった論点が、動画を見ると理解できることが何度もありました。
  • 話し方の安心感。受験者に寄り添うような語り口で、独学の孤独感がやわらぎました。一人で勉強していると、この「安心感」が意外と続ける力になります。

使い方としては、主に通勤時間がインプットの時間。テキストで読んだ範囲の動画を見て、理解を固めていきました。

棚田行政書士の「覚え歌」にも助けられた

同じく人気の「棚田行政書士の不動産大学」も見てみましたが、淡々と話すスタイルは合う人には合うものの、私には吉野塾の方が合っていました。ここは完全に相性の問題です。

ただし、棚田行政書士の覚え歌の動画にはとても助けられました。語呂合わせを歌にのせて覚えるスタイルで、暗記項目が頭に残りやすいんです。メインは吉野塾、暗記のブーストに覚え歌、という使い分けでした。

YouTubeの学習チャンネルは無料で見比べられるのが最大の強みです。ぜひ複数見て、自分に合う先生を見つけてください。


アウトプットの主役は無料の「宅建過去問道場」

テキストと一問一答をひと通り終えて、知識を一巡させた段階から使い始めたのが「宅建試験 過去問道場」(宅建試験ドットコム)です。過去の本試験問題をWeb上で解ける定番サイトで、私のアウトプット学習の主役でした。

使っていた場面は主に2つ。通勤中と、勤務の空き時間や休憩時間です。通勤中は吉野塾の動画を優先し、見るべき動画が終わってからは過去問道場に切り替え。勤務の合間は、とにかくひたすら解いていました。スマホひとつで完結するので、駅員のこま切れ時間との相性は抜群でした。

※私が使っていた2025年当時は全問無料でしたが、2026年7月から出題範囲の一部が有料のメンバーシップ対象になっています。最新の利用条件は公式サイトでご確認ください。

正答率が「見える」から続けられる

使い方は、ランダムに問題が出てくる基本の形がメインです。このサイトの良さは、正答率がパーセントで記録されていくこと。理解が深まるほど数字が目に見えて上がっていくので、「確実に覚えてきている」という実感を得やすいんです。独学は手応えを確認する相手がいないので、この見える化にはかなり支えられました。

解説も詳しく、答え合わせの過程で理解が深まった分野は多かったです。そして宅建には、ある程度の出題パターンのようなものが存在します。その感覚をつかむには、とにかく量を解くのが一番。問題を解きまくれる過去問道場は、まさにぴったりの環境でした。

一問一答との使い分け

紙の「一問一答式過去問題集」と「過去問道場」は、役割を分けていました。

  • 一問一答:テキストと完全にリンクしているので、基本知識を確実に頭に定着させるために使う
  • 過去問道場:テキストで押さえきれていない部分を、実際の本試験問題を解きながら補う

「基礎固めは紙、実戦演習はスマホ」というイメージです。

仕上げはLECの直前予想模試

試験の約1ヶ月前からは、「出る順宅建士 当たる!直前予想模試」(LEC)に取り組みました。収録されている4回分は、すべて解き切りました。

点数は良い回もあれば、合格ラインぎりぎりの35点前後の回もあり、正直一喜一憂しました。それでも本試験と同じ形式・時間配分で解く経験は、当日の安心感に直結したと感じています。模試は「点数に一喜一憂するため」ではなく、「本番のリハーサルのため」と割り切るのがおすすめです。


教材を「増やさなかった」ことも戦略だった

振り返ってみて、買ったけど使わなかった教材はひとつもありません。これは自慢したいわけではなく、最初から「増やさない」と決めていたからです。

正直、勉強の途中で不安になる瞬間はありました。特に迷ったのが、別の予想模試の買い足しです。「LECの模試だけで足りるのか」「もっと数をこなした方がいいんじゃないか」直前期の不安は、教材を増やしたくなる誘惑とセットでやってきます。

それでも増やさなかった理由は2つあります。

  • 手元の教材をやり込む方が確実だと考えたから。中途半端に手を広げるより、同じ教材を繰り返す方が知識は定着します。
  • 教材ごとに教え方や解説の切り口が微妙に違うから。複数の教材を並行すると、同じ論点でも説明のアプローチが異なり、かえって頭がこんがらがってしまう。特に法律の学習経験がない初学者ほど、この混乱は起きやすいと思います。だからこそ、初学者は教材を絞った方がいい、というのが私の実感です。

結果として、テキスト・一問一答・模試の3冊と、吉野塾・過去問道場の無料ツール。この布陣で合格点に届きました。

独学で一番怖いのは、教材の「浮気」で全部が中途半端になることだと思います。教材選びは最初に真剣に、選んだあとは信じてやり込む。 これが私の結論です。


まとめ:教材は「量」より「続けられるか」

最後に、私の教材とツールをもう一度まとめます。

テキスト

みんなが欲しかった!宅建士の教科書(インプットの軸)

一問一答

同シリーズの一問一答式過去問題集(基礎知識の定着)

直前模試

出る順宅建士 当たる!直前予想模試(本番のリハーサル)

YouTube

宅建吉野塾をメインに、棚田行政書士の覚え歌を暗記補助に(無料)

過去問演習

宅建試験 過去問道場(無料)

有料の教材費は合計7,150円。シフト勤務のこま切れ時間でも、この布陣で合格点に届きました。

教材選びで大事なのは、「一番評判がいいもの」を探すことではなく、「自分が最後まで続けられるもの」を選ぶことだと思います。書店で実物を手に取って、YouTubeで先生を見比べて、自分の生活リズムに合うものを選んでください。

【シフト勤務の中でこれらの教材をどう回していたか、具体的な1日の流れはこちら👇】

エキカラ

「あなたに合う”相棒”が見つかりますように!」


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